
今回のテーマは「膝痛」。
皆さんは日々の日常生活の中での
階段の上り下りや歩行時、
立ち上がる際などに、
膝の痛みを感じる時はありませんか?
膝痛は加齢だけでなく、
スポーツや筋力低下、姿勢の乱れなど、
さまざまな原因によって起こります。
痛みが強い場合は医療機関での診察や
整体院などでの治療が必要ですが、
日常的なセルフケアとして
ツボ押しを取り入れるという方法もあります。
本記事では、膝痛の緩和に役立つとされる
「委中(いちゅう)」「犢鼻(とくび)」
「陽陵泉(ようりょうせん)」
の3つのツボを紹介します。
ツボの場所や押し方、
自宅で実践する際のポイントについても詳しく
解説していくので、ぜひご一読ください!
1 膝痛が起こる主な原因とは
1-1 膝に負担がかかる理由
膝は歩く、走る、しゃがむ、立ち上がるなど
日常生活のあらゆる動作で使われる関節です。
そのため、
長年の使用による負担が蓄積しやすく、
痛みが生じることがあります。
加齢による関節軟骨の変化だけでなく、
スポーツによるオーバーユース、筋力低下、
体重増加、姿勢不良なども
膝痛の原因になります。
また、膝だけに問題があるとは限りません。
股関節や足首の動きが悪くなることで
膝への負担が増えるというケースもあります。
そのため、膝痛の改善には
痛みのある部分だけでなく、カラダ全体の
バランスを考えることがとても大切なんです。
1-2 セルフケアが重要な理由
膝痛は初期段階に適切なケアを行うことで、
悪化を防げる可能性があります。
特に慢性的な膝の違和感や疲労感は、日頃の
セルフケアによって軽減が期待できます。
ストレッチや軽い運動に加えて
ツボ押しを取り入れることで、
膝周辺の筋肉の緊張を和らげたり、
リラックス効果を得たりすることができます。
ただし、
強い腫れや熱感、激しい痛みがある場合は、
セルフケアだけで済ませずに
専門家へ相談することが重要です。
2 ツボ押しが膝痛ケアに役立つ理由
2-1 ツボとカラダの関係
東洋医学では、
カラダには「経絡(けいらく)」と呼ばれる
エネルギーの通り道が存在する
と考えられています。
ツボはその経絡上にあるポイントであり、
刺激することでカラダのバランスを整えられる
といったサポート効果が期待されています。
また、膝周辺や膝に関連する経絡上のツボを
刺激することで、筋肉の緊張緩和や
血流促進につながると考えられています。
つまり、膝そのものだけでなく、
太ももやふくらはぎなど、
関連する部位へのアプローチも重要なんです。
2-2 ツボ押しを行う際の注意点
ツボ押しは、「強く押せば良い」
というわけではありません。
痛気持ちいいと感じる程度の強さで、
ゆっくり呼吸をしながら行うことが
ポイントです。
1か所につき10〜20秒程度押し、
それを数回繰り返すとよいでしょう。
また、
入浴後などカラダが温まっているタイミングは
ツボ押しを行いやすい時間帯です。
炎症が強い場合や腫れがある場合は刺激を避け
無理に押さないようにしましょう。
3 膝痛におすすめのツボ①委中(いちゅう)
3-1 委中の場所と特徴
委中は膝裏の中央にあるツボです。
膝を軽く曲げた際にできる横ジワの
ほぼ真ん中に位置しています。
委中は膝周辺の不快感だけでなく、
太ももやふくらはぎの張り、
腰の疲労感などにも用いられる
代表的なツボです。
膝の曲げ伸ばしが多い方や、
普段の生活で長時間立ち仕事をしている
という方にもおすすめです。
膝周辺の筋肉や組織は
互いに連動しているため、膝裏から
アプローチすることでカラダ全体の動きを
サポートするという役割も期待できます。
3-2 委中の押し方
椅子に座った状態で膝を軽く曲げ、
両手の親指を使って委中をゆっくり押します。
3〜5秒かけて押し込み、同じくらいの
時間をかけて力を抜くのがポイントです。
これを5〜10回程度繰り返しましょう。
膝裏には血管や神経も通っているため、
強く押しすぎないことが大切です。
心地よい刺激を意識しながら行うことで、
リラックスしながらセルフケアを
続けやすくなります。
4 膝痛におすすめのツボ②犢鼻(とくび)
4-1 犢鼻の場所と特徴
犢鼻は膝のお皿のすぐ外側にある
くぼみに位置するツボです。
膝を曲げると見つけやすくなります。
膝そのものに近い場所にあるため、
膝の違和感や曲げ伸ばしのしづらさを
感じる方によく利用されるツボです。
階段の上り下りや歩行時に膝へ負担を
感じる方にもおすすめされています。
膝関節周辺の筋肉や組織にアプローチしやすく
セルフケアでも見つけやすいのが特徴です。
4-2 犢鼻の押し方
椅子に座り膝を軽く曲げた状態で、
親指を使って犢鼻をゆっくり押します。
円を描くように軽くほぐした後、
5秒程度押してゆっくり離す動作を
数回繰り返しましょう。
左右の膝を比較しながら行うと、張りや
違和感の違いにも気付きやすくなります。
押して強い痛みを感じる場合は無理をせず、
優しい刺激に調整することが大切です。
5 膝痛におすすめのツボ③陽陵泉(ようりょうせん)
5-1 陽陵泉の場所と特徴
陽陵泉は膝の外側から少し下がった場所にある
腓骨頭の前下方に位置するツボです。
膝の外側を触りながら探すと
ツボの位置を見つけやすいでしょう。
陽陵泉は東洋医学で筋肉や腱との
関わりが深いツボとして知られています。
そのため、膝の違和感だけでなく、
運動後の張りや足全体の疲労感を感じる際にも
活用されています。
スポーツを行う方や、膝周辺の柔軟性低下が
気になる方にもおすすめのツボです。
5-2 陽陵泉の押し方
座った状態で膝を軽く曲げ、
親指で陽陵泉を押します。
ゆっくりと圧を加えながら5秒程度キープし、
ゆっくり離します。
これを5〜10回程度繰り返しましょう。
入浴後やストレッチ後に行うと、
カラダが温まっているため
刺激を感じやすくなります。
委中や犢鼻と組み合わせて行うことで、
膝周辺から太もも、ふくらはぎまで広い範囲の
セルフケアにつなげることができます。
毎日の習慣として無理のない範囲で
継続することが大切です。
いかがでしたか?
今回は膝痛について解説しました。
膝が痛くなった時の注意点や原因を
よく理解した上で、自宅で簡単にできる
セルフケアもぜひ実践してみてください!
今回の記事が
少しでも皆さまのお役に立てますと幸いです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
